天橋立へ♪ ＜手摺工事＞ その2

またまた神風楼さんです


ロビー


ロビーの先には中庭が一面に広がる廊下につながります


神風楼さんは、天橋立が丸々望める海辺の絶景ポイントに位置しています。
３フロアに５客室。
ゆったりと贅沢な時間の過ごせるお宿になっています。


３フロアには、それぞれちょっとしたコンセプトがありまして。

３階・・・山の上にいるような、天近く星が降るようなイメージ
２階・・・海・松・風、季節と風土を感じるさわやかなイメージ
１階・・・地に根ざした木々に包まれるようなイメージ


で、各階のお部屋は、こんな感じです



３階

墨色を貴重にした、しっとり大人の空間（を目指したつもり）
※第１期工事の部分
　BROWNが天井を突き破って落ちたのは、この掘りごたつんとこ。。。


２階

3Fとは一変、木部を白WAXで仕上、ナチュラルでさわやかな空間

１階

お庭と部屋が一体のような、畳中心のあたたかみのある空間
※第２期工事（1～２階）
　1期工事からのコンセプトやイメージを引き継いで、
　NEWメンバーが頑張ってくれた部分です



あんまし、写真が良くないので、いい感じのものは、HPでどうぞ⇒
http://www.shinpuro.com/main/rooms/room_ichimanjaku.html




で、この１階と２階のお部屋内のWCに手摺をつけます。
今回は、２タイプ用意してみました。


１階用（ファミリーが多いお部屋なので、ガッツリつかめる系）


２階用（空間にあわせてすっきりした印象のもの）


それぞれ、ビスの数が違います。
丸座のあるほうが４本。白い方が１本です。
隠れてしまった木下地を見つけて取り付けるのですが、
木下地にヒットする確立をあげる為です。
（１方がダメでも、もう一手あるので出直しができるかもってこと）

現場下見なしのセレクト。
とは言え、出張料をいただいて
「１本も付きませんでした。残念。。。」と言うわけにはいきません！
しかも、いろんな方々がいろんな力加減で体重をかける手摺だから、
「とりあえずつけました」もNG！！！

安全性から、L型・金物スライドタイプ、いろいろ考えました。
けど、安全性重視なチョイスは空間イメージには遠くなる一方で。。。
（私に声をかけてくれた意味がないじゃん。。。）




で、決めた！

まずは、空間イメージ先行！
けど、取付タイプは２種！！
シンプルにL600を各室１本づつ（最悪、縦にも横にもできるように）
とにかく、何があってもどちらか1タイプだけでもつけて帰るぞ～！！！！

という作戦にしました。



つづく