『暮らし』 を考える Ⅰ [くらしと家]
ここ最近、いえ、半年ほど前から、
我が家の「暮らし」替えについて、検討を続けています。
現在、築30数年のマンションで暮らしています。
10年ほど前にあるじが購入し、
自身でペンキを塗ったり、代替品で修繕しながら、
古いまま上手に暮らして来てはりました。
一緒に暮らしはじめた当初、
家族に「リフォームすんの?」なんて言われましたが、
特に予定も予算も考えていなかったので、
まんま暮らしやすいように、
多少の模様替えをしつつ、やり過ごしてきました。
しかも、入居当時の彼自身の努力がここあそこに残っていて、
大変だった様子もよくわかるので、
後から来たものが好き放題するなど考えられませんでした。
が、30年となりますと、
キッチンのカランもトイレのお便器も、
水のしまりが悪くなって参りまして。。。
「そろそろどうにかせねば・・・」
と、二人思いはじめたりしたのです。
話は変ります。
先日、大好きな細野ビルヂングの写真展へお邪魔してきまして。
オーナーさんとゆっくりお話をさせていただきました。
ラッキーなことに、ビル全体をご案内いただくことになりました。
http://www.sgy3.com/hosonobldg/
現在、竣工当初1936年の風景に、少しずつですが、
ご自身での改修作業を続けてらっしゃいます。
年数が経つと、電気配線も増え、
ツギハギな部分も出てきます。
でも、味わいというか、温かみというか、
ちょっとよそから運んできたもんではぜんぜん代わりにならん、
ステキな空気感を感じてきました。
そんなこんなでですね・・・
まるまんまキレイにする格好いいリノベーションではなく、
ちょっとパッチワークのような改修もあっていいのでは?と、
思ったりしてきました。
今の私だからできる方法で、
持ち主の想いもしっかり残して、
じっくりじんわり、
年齢や家族構成にそう形で、
家を育てていくという感じで、
改修していけないかな?と最近思っています。
2012-02-07 16:19
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